ペットに噛まれたらどうする?放っておくと大変なことに?

皆さんのお家では、どんな動物と生活を共にしていますか?

わんちゃんや、猫ちゃんだけではなく、今色んな種類の動物と

生活を共にする方が増えていますよね。

 

我が家にも猫ちゃんが1匹居るのですが、この子の健康診断をきっかけに、一家にとって一大事が起こったんです。

今回はそんな我が家に起きた出来事を、看護師独自の視点からお伝えしようと

思います。

可愛さの裏側に秘めた牙

我が家は、今年5歳になるロシアンブルーのちいちゃん(5歳)が一緒に暮らしています。

この子が可愛いのなんのって。

毎日親ばか全開でデレデレと過ごしている訳なんですが。

 

事件が起きたのは2018年11月。

私と妻は、結婚式を控えていました。

そんなある日の事、愛猫ちいちゃんを、健康診断に連れていったんです。

 

体重測定したり、体温を測ったり、「毛並みも良いし健康的だね。」なんて

獣医さんからお墨付きを頂いて、「じゃあ最後に採血しようか。」って事で

私が後ろ足、妻が前足を抑える担当をしたんです。

 

採血の針がちいちゃんの血管をとらえようとしたその瞬間・・・。

痛いっ・・・。

妻が右手を噛まれました。

家でじゃれる程度に噛まれることは度々ありましたが、この時は、彼も必死の抵抗を見せたので、結構な傷に・・・。

 

獣医さんに陳謝され、「猫は口の中に雑菌いっぱいだから、腫れるかもしれない。」との事で、流水でよく洗い流した後、抗生物質の軟膏を塗って様子を見ていました。

少しずつ腫れが出始める

妻の右手は動きに問題こそなかったものの、少しずつ腫脹と熱感を認めてきました。

私は職業柄、状態が悪化する事を懸念して、すぐに受診した方が良いと伝えましたが、当の本人は「慣れてるから大丈夫よ。またすぐに腫れは引くから。」なんて感じで、軟膏と家に残っていた抗生剤を内服して過ごしていました。

腫れは少しずつ拡大してくる

この日は結婚式の前撮りの日でした。

和装姿の妻はやっぱり可愛い。

なんて話しは置いておいて・・・。

撮影を進める最中、何度も妻と手を取り合う場面があったのですが

あれ?なんか余計に腫れてない?

 

受傷時手の甲だけがわずかに腫れていた程度だったものが、気がつくと、手首の上までぼっこりと腫れあがっていたんです。

それを見て妻は、「なんだか痛みも強くなってきた感じ・・・。指も曲がらない。」

撮影も終了間近だった為、ひとまず予定通り前撮りを終えて、本来であればそのまま式場との打ち合わせを予定していたのですが・・・。

 

流石に駄目でしょこれ!

って事で僕の職場に緊急連絡。「妻が家の猫に噛まれて、凄い腫脹なんです。今から診察出来ますか?」

僕は救命救急センターの看護師なので、三次外来に連絡して、診察してもらえることに。

 

妻は「猫に噛まれて三次外来なんて恥ずかしい・・・。」と言っていましたが、そんな事言っている余地はありません。

蜂窩織炎の診断を受ける

お世話になっている先生に診てもらい、診断はすぐに出ました。

蜂窩織炎・・・。

これ医療者なら分かると思いますが、最悪緊急手術をしないといけない事もある、やっかいな病気です。

 

妻も僕も顔面蒼白・・。

(無理やりでももっと早く受診させるべきだった・・・。)

 

しかし先生からは「もう一歩遅ければ即手術だったけど、ひとまず腱に感染は広がってないから、今なら点滴で叩けるよ。」

と安心の一言。

そのまま整形外科の病棟に入院となりました。

妻にとって始めての入院

まさか愛猫に噛まれて入院する事になるなんて・・・。

そんな思いを抱きながら、妻にとって初めての入院生活が始まりました。

 

手以外はいたって健康なので、退屈したみたいですが

抗生剤の点滴加療で日に日に状態は良くなって行きました。

ちなみに、差し入れに何か本が欲しいって言われたので

幸せになりたければ猫と暮らしなさい。」ってタイトルの本を

買っていきました♪笑

 

先生が言ったとおり、早期治療が出来た為、結局3泊4日の病院旅行を終えて、無事に退院することが出来ました。

この時挙式の2週間前。

流石に焦りました。

ペットに噛まれた傷を甘く見ては駄目!

今回の一番の教訓です。

どんなに可愛くて、愛情のあるペットでも、やはり持っている菌は、人にとって脅威的なものです。

大事な家族だからと、噛まれたことを甘く見ていると、取り返しのつかない事になってしまいます。

 

ちなみに、今回受傷した後の行動は、全て的を得ていたとの事ですが、特に犬猫の口腔内の菌は、非常に感染力が強いとの事です。

少しでも、動物によって何かしらの傷を作ってしまったら、すぐに近くの病院に受診することをおすすめします。

まとめ

今回は、入院したとは言え、大事に至ることなく治療を終える事が出きました。

しかし、私が看護師として働いている中でも、動物に噛まれた傷から、アナフィラキシーを起こして、命に関わる状態まで発展した患者を、何名も見ています。

 

これは特別なことでも、稀に起きる出来事でもなんでもないです。

動物と生活しているあなたにも、いつ起きてもおかしくない出来事なんです。

 

大好きな家族だから大丈夫と過信せずに、危険性を秘めているということを、改めて認識した上で、ペットとの豊かな生活を送ってくださいね。

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