看護師の入職前の準備は何が必要?現役看護師が徹底解説!

4月になると各地で新社会人が、会社に入職しますよね。

新人さんのフレッシュなパワーが、僕はとても好きなのですが、僕自身が新人看護師だった頃

「来週から看護師だ。でも何準備したら良いか分からない!」

なんて感じで、非常に緊張していた事を思い出しました。

 

この記事では、看護師として入職する前に、是非準備を終わらせておいて欲しいものを、まとめてみましたので

参考にしてみて下さい。

入職前に必要な準備:身だしなみ編

まずは身だしなみからです。

これは看護師のというよりは、社会人として当然かと思いますが、大人として身だしなみを整えておく事は、とても重要な事です。

 

例えば看護師では、病院によって多少の違いはありますが、髪色はトーン7以下にしましょう。

なんて決まりもあります。

 

また女性であれば、節度あるメイクにしましょう。

とか、男性であれば、髭はしっかりと剃っておきましょう。

などなど・・・。

まあ普通に考えれば分かるような内容かなと思います。

しかしここでお伝えしたいのは、実際の見た目云々よりも

意識の違いについてです。

 

皆さんは、身だしなみとお洒落の違いを、考えたことはありますか?

これは、看護師として社会人デビューするあなたにとって、凄く大切な事です。

お洒落とは
自分の好きな服を、自分の好きな様に着て、自分の好きな見た目になる事。

この場合の、対象となるのは「自分」です。

つまり、自分が満足度の高い格好が出来ていれば、それで良いという事です。

 

では今度は身だしなみについてです。

身だしなみとは
「身を」「たしなむ」と書いて身だしなみです。つまり、その場に見合った格好に意識的になるという事です。

「嗜む」という言葉は、「用心する」とか「注意する・心がける」

といった意味があります。

この場合は、対象は自分以外の他人になり、誰から見ても、その場に適した格好になる様に、注意を払っていると見られる事が必要となってきます。

みなさんがなろうとしているのは

看護師。ですよね?

例えば自分の家族の命を預ける相手が、髪の毛は明るいしメイクは濃い。

男性であれば、無造作に生えたヒゲだらけ。

こんな看護師だったらどうしますか?

僕ならば、どんなにスキルがあっても、安心してお任せする事は出来ません。

何より清潔に感じませんから。

 

是非入職前に一度、あなたの「身だしなみ」について、見直してみて下さいね。

入職前に必要な準備:物品編

次は持ち物チェックです。

ここではまず、必要物品を羅列し、その必要性について解説していきます。

看護師の必要物品

・聴診器

・ペンライト

・ハサミ

・ボールペン

・マジックペン

・メモ帳

・時計

・紙製定規

・白い靴

・白い靴下

・インナーシャツ

ざっくりと以上のものがあれば、勤務に当たる上で不足しているものは

ありません。さっそく解説します。

聴診器

患者の呼吸音を聴取する事はもちろん

腸蠕動音や、心音を聴いて全身状態を評価する為に

必要になります。

また、自分で使うことの他、患者の最期の瞬間に立ち会った際、医師へそっと聴診器を差し出せると、「お、この子は分かってるな。」そう思われるはずです。

ペンライト

聴診器同様に、医師が必要とする場面で、そっと差し出せると良いという理由の他、看護師は度々、患者の急変に遭遇します。

特に、脳疾患の場合は、瞳孔所見に顕著な変化を認めますので、咄嗟に自分の持っているペンライトを使って、対光反射の評価などが行えると良いと思います。

 

また、これは補足的な使い方ですが、病院の懐中電灯は何故か電気が点灯しずらい事が多くあります。(心霊現象ではないですよ?)

そんな時に、自分のペンライトがあると、それを使用して夜の巡回なども行えますから、やはり必要不可欠と言えます。

ハサミ

これは是非注意してほしいのですが、看護ショップでは、患者を傷つけない様にする為、ハサミの片側にセーフティー機能がついているものが、専門ショップなどに売っています。

これを用意して下さい。

 

処置の際や、テープを切る際、はたまた、患者が退院する際にリストバンドを除去する時など、ハサミの使用頻度は実に高いです。

忘れずに準備しましょう。

ボールペンやメモ帳

ここはひとつの項目として説明します。

まずは仕事を覚えるために、メモを沢山控える事になるかと思いますので

その際に必要となります。

 

その他では、患者や患者家族に、必要な書類にサインして頂く場合があります。

そんな時、家族はほとんどの方がボールペンなどを用意していることは、滅多にありません。

 

咄嗟に貸し出せるように、何本かのボールペンを保持しておくと良いでしょう。

マジックペン

これは意外と大事なんです。

例えば点滴のチャンバーに日付を記載したり、ボールペンでは書ききれないような場所にも、マジックペンなら、記載する事が出来ます。

 

実際に現場では、手術前のマーキングや、発赤の範囲確定の為に、マジックペンを使用する事が多々あります。

時計

腕時計を許可する病院もありますが、多くの場合は、ポケットに吊り下げられる、ナースウォッチと呼ばれるものを用意しておきましょう。

これは、時刻の確認にとどまらず、点滴の滴下計算をする場合も使用しますし、新人看護師の一番最初の課題は「時間管理」という事が多いので、

いつでも時間を確認出来る様に環境を整えておく必要性があるのと、個人的には、患者に触れる機会が多い職業で腕時計にするのは、非常に不潔だと思っているんです。

 

自分の勤務中の清潔の保持をする為にも、吊り下げ式の方が良いかなと思っています。

紙製定規

定規やメジャーは、術後のドレーンの位置確認や創部の大きさを評価するのに、とても大切とされるものです。

なので必要不可欠な物品なのですが、なぜ「紙製」なのでしょうか?

 

その答えは、紙製であれば、コピーして何度も使用出来るからです。

創部のサイズを測定する時など、直接患者に触れてサイズを測定しなければならない場面が多々あります。

そんな時にリサイクルの効かない定規であった場合は、これを自分の荷物としてずーっと持っていないと、いけない訳ですよね。

 

いくら患者の為とは言っても、不潔になった定規を自分のポケットに戻すのは

とても抵抗があります。

その点紙製は、使用して汚れてしまったら破棄すれば良いので、自分の身体、ポケットは常に清潔なまま保つ事が出来ます。

白い靴と白い靴下

今でこそ、多少の柄はOKとか、靴下は白くなくても良いとか、病院によってルールは甘くなっていますが、なぜこの2点が必要かというと、病院特有ですが、最初に述べた接遇の観点から白い無地のものの方が、好ましいという点。

もうひとつは、医療の現場では度々患者の体液が、靴に付着する事があります。

そんな時に真っ白であれば、汚れが目立つ為、すぐに発見できる為です。

 

そしてもう一つは、針を扱う現場の為、万が一自分の足を怪我した場合に

、ケガによって色が変化するのを最も発見しやすいのは白であった為、看護師の安全の考慮もしましょう!

という意味付けで、白を推奨しています。

 

さて、物品の解説は終了しました。

余裕を持って、これらの物を用意しておき、不要な心配事を排除して入職に臨みましょう。

看護師の準備に必要なもの:まとめ

ここに示したものを準備しておけば、まず看護師としてのスタートで

躓く様なことはないと思います。

是非早めの準備を心がけて下さい。

 

そして最後に、どんなに準備を重ねても、看護師になる前に緊張で疲れてしまっては、良い看護を提供する事はできません。

 

その為、遊びと仕事のスイッチを上手に使い分け、入職までにストレスを発散する事。

そして十分な休息をとること。

これらを強くお勧めします。

 

パワー溢れる新人さんの入職を、私達現役看護師は心待ちにしています!

是非元気良く出勤して下さいね♪

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